小児矯正はこどもの
自然な成長の力を利用できる
期間限定の大切な治療です。
マウスピース矯正
当院で行う矯正治療は、目立たないマウスピースタイプの矯正装置を主に使用しております。食事や歯磨きの時にはずせるため衛生的で、虫歯になるリスクも低く、お子さまでも始めやすい矯正治療です。


- 歯を抜かない
- 痛みが少ない
- 費用が抑えられる
こどもの矯正治療は、大人になってからでは得られない効果が期待できます。そのため、こどもの矯正治療を開始する時期・タイミングは非常に重要です。
症例
当院の「こどもの矯正」
何歳から矯正治療を始めるべきなのか?

当院では、7歳まで(受け口の場合は5歳まで)に歯並びの相談をしていただくことをお勧めしています。
3~5歳の矯正
お子様の受け口、放置していませんか?

3~5歳のお子様は、まだ顎の骨が成長途中です。
乳歯列期の歯並びの異常をそのまま放っておくと、将来的な骨格的な「ズレ」や「ゆがみ」を引き起こすような咬み合わせに関しては、乳歯列期から治療を開始する場合があります。受け口などの不正咬合が見られる場合、適切な治療を行うことで、将来の歯並びを改善できる可能性があります。
「うちの子、受け口かな?」
「このまま放置して大丈夫?」
と、不安に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
実は、受け口は放置すると様々な問題を引き起こす場合があります。見た目に影響を与え、お子様の自信やコミュニケーションに悪影響を及ぼすこともあれば、噛み合わせが悪くなり、食べ物を噛み砕く際に苦労したり、発音が不明瞭になったりする可能性もあります。
また、顎の成長にも影響を与え、顎の骨が正常に発達しない可能性も考えられます。さらに、受け口は歯の磨きにくさにつながり、むし歯や歯周病のリスクを高める可能性も懸念されます。お子様の受け口については当院までお気軽にご相談ください。
マウスピースを用いた受け口治療

マウスピースタイプの矯正装置を用いて、早期に受け口の治療が可能な場合があります。
取り外し可能なため、食事や歯磨き、スポーツなどの際に外すことができます。そのため、従来の固定式の矯正装置に比べて、お子様への負担が軽減されます。また、痛みも少なく透明な素材でできているため、目立ちにくく見た目に影響を与えません。
マウスピース型矯正装置の特徴
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Point
01顎の成長を促し、歯並びの土台作り
骨格が未完成の小さなお子様に最適な装置です。この時期に顎の成長を適切な方向に導くことで、歯が並ぶ十分なスペースを確保し、美しい歯並びの土台を作ることができます。
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Point
02痛みが少なく、お子様の負担が少ない
マウスピースは柔らかいシリコン素材でできています。
痛みや不快感が少なく、装着時の違和感が少ないため、お子様の負担を軽減できます。 -
Point
03取り外し可能で衛生的
食事や歯磨きの際には取り外すことができます。
お子様の日常生活への支障を最小限に抑えます。 -
Point
04将来的な抜歯や外科矯正の可能性を低減
早期に治療を行うことで、顎の成長をコントロールし、歯並びの悪化を予防できます。
これにより、将来、永久歯を抜歯したり、外科矯正が必要となる可能性を低減できる場合があります。
6〜11歳の矯正
混合歯列期に適した矯正治療

この時期は混合歯列期といって、乳歯と永久歯が混ざって生えている時期です。
当院のこどもの矯正では、歯並び・骨格・お口のクセ等の精密な検査と診査診断を行い、患者さま一人ひとりに適した治療計画・治療装置を選択いたします。
当院で用いる矯正装置
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マイオブレース
筋肉の使い方を改善し、歯並びや顎の成長を促進する矯正装置です。
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バイオブロック
歯並びや顎の発達を促進する矯正装置で、主に子どもの顔や顎の骨の成長をサポートします。
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リンガルアーチ/パラタルアーチ
歯の裏側につけて、歯の位置を動かす固定式の装置です。
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インビザラインファースト
小児用のマウスピース型矯正装置です。
こどもの歯並びが気になる親御さんへ
こんな症状はありませんか?
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叢生
ガタガタの
歯並び -
出っ歯
上の前歯が前方に
出ている -
受け口
下の前歯が前方に
出ている -
過蓋咬合
噛み合わせが
極端に深い -
開咬
上下の歯の間に
不要な隙間がある
こうした悪い歯並びや噛み合わせを大人になってから治そうと思うと、抜歯が必要になるケースも少なくありません。また、治療期間も長くなり、経済的な負担も大きくなってしまいます。場合によっては、外科矯正を併用しなければきれいに治せないこともあります。
さらに、顎が小さく、歯が並んでいないケースでは、成長期に適切な治療を行わなければ、将来、歯がきれいに並ぶスペースがなくなり、抜歯が必要になる可能性も高くなってしまいます。お子様の成長期のうちこれらの問題を改善しておけば、将来、抜歯や外科矯正のリスクを減らすことができるだけでなく、治療期間も短縮できます。お子様の口呼吸や歯並びでお悩みでしたら、ぜひ「総社むらき歯科・こども 矯正歯科」にご相談ください。
お子様に、こんな癖はございませんか?

- お口ポカン(口呼吸)
- 指しゃぶり
- 舌を前に突き出す癖(舌突出癖)
- 舌の位置が低い(低位舌)
- くちゃくちゃと音を立てて食べる
これらの癖は、歯列に適切な圧力がかからなかったり、お口周りの筋肉や骨格が十分に発達しなかったりすることで、さまざまな歯並びの乱れや噛み合わせの異常を引き起こす可能性があります。当院の矯正治療では、歯並びが悪くなった原因を、精密な検査を行いしっかり診断します。お口周りの筋肉や、癖に問題があれば、お口の機能訓練を行います。訓練することで、舌が正常な位置へと誘導され、お口もしっかり閉じることができ、お口周りの癖も自然な形で改善され、歯ならびの改善が期待できます。
12歳~の矯正

永久歯(大人の歯)が生え揃って、顎の骨の成長も落ち着いてきた時期には、2期治療と呼ばれる矯正治療を行います。この時期は大人と比べると、まだアゴの骨が比較的柔らかく、歯の移動が大人よりもスムーズに行うことができます。
また、人によってはまだこれからアゴの骨が成長していくため、しっかり診断を行い骨格や歯並びに合わせた治療計画を立てることが重要となります。治療内容や費用面では、大人の矯正治療と同じになることが多いです。
矯正治療で使う装置のメリット・デメリット
矯正の種類 | マウスピース矯正(インビザライン) | ワイヤー矯正 |
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目立ちにくさ |
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取り外しの可否 |
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痛みや違和感 |
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喋りづらさ |
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ケアのしやすさ |
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こどもの時に矯正するメリット
よくある質問
Qいつ頃から小児矯正を始めるべきですか?
7歳までに矯正治療の相談に来ていただくことをお勧めしています。(受け口の場合は5歳)この時期に矯正治療を始めることで、顎の成長の力を利用することでき、痛み・抜歯リスク・費用面の負担、を減らすことができます。
Q治療期間はどのくらいかかりますか?
年齢や歯並びの状態によりますが、基本的に1〜2年程度で完了します。
Q食事制限はありますか?
使用する装置によりますが、マウピースタイプの装置であれば取り外し可能なので、普段通り食事や歯磨きが可能です。
Q矯正治療中は虫歯治療・クリーニングはしてもらえますか?
むらき歯科では、矯正治療だけでなく、虫歯治療やメンテナンス治療も行っています。歯並び、虫歯、定期検診など総合的に治療いただける環境が整っています。
治療の流れ
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01カウンセリング
当院では、患者さまの不安を解消するために丁寧なカウンセリングを行います。お口のお悩みやご希望をお伺いし、適した治療法をご提案します。
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02検査・診断
矯正治療に必要な詳細な情報を得るために、精密検査を行います。歯型の採取や、X線撮影などを通じて、正確な治療計画を立てます。
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03治療計画説明
患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、現在の歯の状態や治療の選択肢をわかりやすくご説明し、納得いただいた上で治療を進めます。
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04治療開始
矯正装置を装着し、治療を開始します。定期的に通院して経過を確認し、必要に応じて調整を行いながら理想的な歯並びを目指します。
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05経過観察・定期検診
矯正治療後、歯の位置を安定させるための保定装置を使用します。この期間に歯並びが安定するようサポートします。